最近読んだ漫画をだらだらしゃべる
「さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ」という漫画がおもしろかったので、さらっと感想を書いていこうと思います
~「さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ」とは?~
28年間処女の主人公(永田カビ本人)がレズ風俗に行く話。何故、永田カビはレズ風俗に行くことになったのか、レズ風俗に行くまでの過程が生々しく書かれている。
鬱と摂食障害で親の目を気にして生きてきた永田カビが、レズ風俗でどういった経験をするのか?なにか変わったのか?寂しさは埋められたのか?そんな話。
~とりあえず感想~
・・・・
・・・・・・
引き込まれた
読んでて止まらなかった。鬱の人の気持ちは1ミリもわからないが、なんでか生々しく感じた。
少し失礼な言い方をすると、
あ、バイト先とかにいる変な奴ってこういう奴だったんだ
ってかんじ。
これが鬱なんだ!ネットとかで自分のこと精神病って言う奴とは違うガチなやつだ!なんか感心してしまった。
印象深かったシーンは、
永田カビはレズじゃないけど、性の対象は「女性」。それは自分が女だと認識したくないから。これもパンピーには理解できない。「性別に属しているのが嫌」と描かれていたが、性別なんて生まれた瞬間決まっているものであって、そもそもそういう考えに普通至らない。
もう1つは、
永田カビは、鬱だけど親に認められたくてバイト(職探し)をばっくれ繰り返して頑張るんだけど(貯金100万したり、家にお金いれたり)
でもバイトだよね?正社員じゃないよね?
的な感じで親に認められないシーンは感慨深い
親の気持ちはわからんでもないが、正社員が絶対正義ではなかろう・・・頑張ってるんなら素直に認めてやればいいのに・・・ってちょっとだけ思った
~レズ風俗突入~
まぁレズ風俗を予約してから、何年も剃ってなかった足とか脇毛を綺麗にするとか、ハゲが気になるとかおもしろいくだりはたくさんあるんだけど、
レズ風俗って一緒にホテル行くんや!!!
ホテル行くまでの時間気まずいやろ!今日初めて会って、しかも今からエロいことする奴となにをしゃべればいいんや・・・
とにかく外で待ち合わせしてホテル行くシーンは衝撃だった。※普通の風俗でもあるのかも
プレイが始まると、「なんか思ってたのと違う」ってかんじで曖昧で終わるんだけど、そもそも
レズ風俗ってどこまでやるの?
そんな興味が湧いてしまった。何をやれば、ハイ、終わりってなんの?めちゃくちゃ興味深い。いや、、そうでもないか。
~最後に~
人間観察が趣味って言う奴は大体浅はかだけど、永田カビさんは、自分観察がすごい。人の目ばかり気にしてる自分には、ここまで自分のことは書けない。
いわゆるエッセイ本はあんまり得意じゃなかったけど、「さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ」は1つの作品として普通におもしろかった。みなさんも機会があれば読んでくれたまえ